広大熱工学メルマガ79号(2013.10活動報告)
広島大学大学院工学研究科 熱工学研究室
(松村・井上・神名・柳田研究室)
松村幸彦
井上修平
神名麻智
柳田高志
雪もちらつく季節、皆様、いかがお過ごしでしょうか。学会の運営に追われて発
行が遅くなってしまいました。今年10月の活動報告を送らせていただきます。
10月にはRozyantiが来日しました。講義も始まり、年度末に向けてしっかりデー
タを取っていく時期です。
学生の成果にもなる学会発表も進めており、学会の予稿原稿もたくさん見なくて
はなりません。学生に原案を出させてこちらでチェックするのですが、決められ
た予稿のフォーマットを使っていなかったり、締切を守らなかったり、タイトル
や著者名がプログラムと一致していなかったり、と、散々です。
効率だけを考えれば、こちらで全部直して提出してしまうのが楽なのですが、学
生に力をつけさせることが大学の目的ですので、修正の仕方を指示して作り直さ
せます。とにかく言われたとおりに直す学生と、どうしてそうなのかを考えなが
ら修正する学生とで、伸び方も違うのですが、そこまではなかなか指導しきれま
せん。
段取りをして締切までに書類を出す力や、タイトルや著者、引用文献の書き方ま
で気が配れる力は就職活動でも重要ですので、大学生に向かって、と思いながら
も、締切までに提出のない学生に催促をかけ、フォーマット通りに修正を指示し
て確認する毎日です。
それでも出してこない学生、対応ができない学生は、発表させず、最終的にはよ
い成績をつけないことになります。学会の運営側に迷惑はかけられませんので、
学生に発表させない場合にはスタッフが代わって発表することになり、また手間
がかかります。
高校までと違い、1年後には社会に出ている学生が対象ですから、社会で生き延
びるために必要な基礎力をつけてもらうために負担を覚悟の上でしているのです
が、やはり苦労します。
今回は寄稿を当時M1のNovi Syaftika様、B4の明山佳樹様からいただいていま
す。今号も発行までに時間があったために少し季節感にずれが出てしまいまし
た。申し訳ありません。
■ 寄稿(Novi Syaftika様)
Dear everyone, my name is Novi. I am from Indonesia. I've been here
for 6 months as research student, and since my 7th month I am a master
student in Thermal Engineering Laboratory. When I arrived here, cherry
blossom welcomed me, and it was very beautiful. My first few weeks was
challenging because I have to adapted new cultures, new peoples,
different weather, and different languages. I've studied Japanese
Language for 6 months and even I am not good yet, it helped me to speak
a little bit and understand simple conversation in my daily life and I
still eager to study more.
Many things surprised me about the study here and it was a little bit
shaky, but I am grateful because I have sensei(s), my tutor, my seniors
and my lab friends who help me a lot, slowly but sure through all the
process and cope with my worries. I really enjoy moments I spent with
lab friends. I admired the hard worker characteristics that they have,
combined with great sense of humor and fun atmosphere that they make.
As a student of Global Environment Leaders Program, I can study about
environment and social sciences like economy and international relation
which are interesting beside bioenergy as my research focus. I am still
digging more to sharpen the idea for my research experiment, and I hope
I can make it with a good result. However, I believe the process of
studying and experiment itself will teach me a lot not only the
knowledge but the skill of life.
Momiji begin to redden and falls, the weather is getting colder again
after the heat of summer end, but I can stood up straighter now, with a
hope that my next life here would be more amazing. Have a good life
everyone.
■ 寄稿(明山佳樹様)
吐く息も白く漂うほどに寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
学部4年生の明山が近況報告をさせていただきます。
研究室においては、留学生のTan君とRozyantiさんを迎え、ますます活気づい
てまいりました。JCRENも近づき、学会に参加予定の学生は発表資料作成に入
り、皆奮闘しております。
私自身は今年度から熱工学研究室に配属され、ようやく研究室にも慣れてまい
りました。しかし、後期に入ると、GM資料を英語で作成したり、国際学会での
発表など、前期以上に英語が必要になり、四苦八苦しているところであります。
プレゼン資料を英語で作成する難しさ、実験データをわかりやすくまとめる難し
さを痛感しており、自身の実力不足を実感する日々が続いております。今まで以
上に先輩方から学び、自身の実力を伸ばしていきたいと思っております。
つたない文章ではございますが、これを寄稿とさせていただきます。向寒の
折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
■ 10月の学会発表、講演等
<講演>
福富裕太: 各種阻害物質がエタノール発酵に及ぼす影響, 第13回広島大学バイオ
マスイブニングセミナー, 2013.10.17, 東広島. [Yuta Fukutomi: Effect of
various inhibitors on ethanol fermentation, 13th Hiroshima University
Biomass Evening Seminar, 2013.10.17, Higashi-Hiroshima, Japan.]
<その他>
松村幸彦: 世話人, 第13回広島大学バイオマスイブニングセミナー,
2013.10.17, 東広島. [Yukihiko MATSUMURA: Organizer, 13th Hiroshima
University Biomass Evening Seminar, 2013.10.17, Higashi-Hiroshima,
Japan.]
松村幸彦: 解説, 第13回広島大学バイオマスイブニングセミナー, 2013.10.17,
東広島. [Yukihiko MATSUMURA: Commentary, 13th Hiroshima University
Biomass Evening Seminar, 2013.10.17, Higashi-Hiroshima, Japan.]
神名麻智: 司会,第13回広島大学バイオマスイブニングセミナー, 2013.10.17,
東広島. [Machi KANNA: Chair, 13th Hiroshima University Biomass Evening
Seminar, 2013.10.17, Higashi-Hiroshima, Japan.]
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