広大熱工学メルマガ６１号(2012.4活動報告)
広島大学大学院工学研究科 熱工学研究室
松村幸彦
井上修平
神名麻智
柳田高志
２月、３月の活動報告に引き続いて、４月の活動報告を送らせていただきます。
４月の最初に、タイから来ていたChatree君が帰国しました。３月には野口氏、４月には下郡氏は
博士号を取得、研究室を離れます。Ｂ４、Ｍ２も卒業、修了して研究室を離れています。一方で、
新しいＢ４が配属となり、Ｍ１にも他の研究室から２名参加してくれています。新しい体制での研
究がスタートしています。
今回も寄稿はなしですが、スタッフカラムを送らせていただきます。
■ スタッフカラム（松村幸彦）
今年の３月から、とにかく忙しくしています。日本機械学会中国四国支部の地方大会の実行委員長
をこなしながら、２冊の本のゲラチェック（編集幹事と編集委員長）、さらに４月からは類長／専
攻長／副部門長です。しかも、今年度は中国四国熱科学・工学研究会の会長も、日本機械学会中国
四国支部の庶務幹事も、伝熱学会キッズシンポジウムの実行委員長も担当、従来からのバイオマス
プロジェクト研究センターのセンター長、中国地域バイオマス利用研究会の代表、日本エネルギー
学会バイオマス部会幹事、日本エネルギー学会誌副編集委員長の業務もありますので、本当に大変
な年度となりそうです。
このような状況になって思うのは、本当に自分一人でできることには限りがあるということです。
ほんの少しの例に過ぎませんが、３月に機械学会中国四国支部の支部賞を受賞させていただいた件
も、2001年に広島に赴任してから、共同研究を立ち上げさせていただき、ずっと共同研究メンバー
の皆様に協力をいただきながら進めた結果ですし、そのために補助金をいただくにあたっても、受
賞を決定していただくにあたっても、審査員の先生方にもお手間をおかけしています。500ページ
のバイオマスプロセスハンドブックも、より学に近い立場からバイオマスの知見を整理したい、と
いう趣旨にご賛同いただき、50人以上の方にご執筆をいただきました。これらのご協力がなけれ
ば、何一つ実現することもできていません。
多くの立場からの業務を進めさせていただくことになりますし、このことを踏まえて、少しでも皆
様のお役に立てる活動ができればと考えておりますが、逆に、いろいろとご協力をお願いしなくて
はならないことも多いと思います。お手数をおかけすることもあるかと思いますが、今年度は特に
よろしくご協力のほどお願いします。
■ ４月の学会発表、講演等
＜著書＞
松村幸彦：『基礎から理解する化学４ 化学工学』部分執筆, 「2. 化学平衡論−化学熱力学」
(pp.13-24, pp.201-206), みみずく舎 (2012.4) [ISBN:978-4-86399-142-2].
＜その他＞
神名麻智, 広島大学女性研究者総覧 (2012)
松村幸彦: 実行委員長, ががら第1宿舎子供会向けイベント「科学で遊ぼう」, 2012.4.21,東広島.
神名麻智: 実行委員, ががら第1宿舎子供会向けイベント「科学で遊ぼう」, 2012.4.21,東広島.
井上修平: 実行委員, ががら第1宿舎子供会向けイベント「科学で遊ぼう」, 2012.4.21,東広島.
○関連トピックス
『身近なエネルギー利用のしくみ』, 広島大学次世代エネルギープロジェクト研究センター編, 広
島大学出版会 (2012.3) [ISBN:978-4-903068-21-3]が販売開始になりました。編集委員長は多幾山
教授ですが、松村が編集幹事、井上が編集委員として、一般の方にもエネルギーについての興味を
持っていただくためにと作成した本です。是非ご購入、ご一読ください。広島近辺でしか販売して
いないのですが、Amazon を通して、
http://www.amazon.co.jp/%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AA%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%BF-%E5%A4%9A%E5%B9%BE%E5%B1%B1-%E6%86%B2/dp/4903068218
から購入できます。
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