広大熱工学メルマガ57号(2011.12活動報告)

                     広島大学大学院工学研究科 熱工学研究室
                            松村幸彦
                            井上修平
                            神名麻智
                            柳田高志


寒さがつのり、インフルエンザも猛威をふるい、大変な冬になっていますが、皆様、お元
気でお過ごしでしょうか。

年末年始の慌ただしさと、1月中旬のバイオマス科学会議他の出張、そして松村はインフ
ルエンザにやられ、このメルマガの配信が遅くなりました。申し訳ありません。

12月の活動報告をお送りします。今回は、今年4月にM2となった森山翔太様から寄稿
を頂いています。



■ 寄稿(森山翔太様)

こんにちは。修士2年の森山翔太です。新年明けて一ヶ月が過ぎましたが、皆様いかがお
過ごしですか。研究室ではB4とM2が卒業論文、修士論文の提出を間近に控えており、ま
たM1は企業説明会やエントリーシート作成のため、夜遅くまで多くの学生が残ってお
り、今年もこの季節が来たことを実感しています。

私自身の近況も書かせていただきたいと思います。修士論文提出まで残り3週間をきって
おり、研究の遅れを取り戻すべく、日々研究に取り組んでおります。そのため、最近では
なんとなく計画を立てて研究をするのではなく、始めに最終目標をしっかりと定めてそれ
を達成するためには何をすべきか、またそれをいつまでに達成するのかしっかりと計画立
て、もし計画通りにいかないときにはそのたびに計画の修正と反省をして目標達成に精進
するべきだったと反省する毎日です。社会人になったら、この反省を活かしていこうと思
います。

これからリクルーターとして研究室に帰ってこられる先輩方々とお会いできるのを楽しみ
にしております。最後に、最近寒さが一層厳しくなっており、インフルエンザも流行して
いるようなので、お体に気をつけてください。



■ 12月の学会発表、講演等

<論文・総説(査読あり)>

野口琢史, 野田洋二, 山崎慶彦, 井上修平, 松村幸彦, 川井良文, 清水嘉久, 美濃輪智朗:
高温高圧下のバイオマススラリーの流動特性, J. Jpn. Inst. Energy, 90(9), 1165-1170
(2011.12)


<展望・解説・カラム等(査読無し)>

松村幸彦, "学会報告 - 第19回欧州バイオマス会議および展示会: 研究から産業・市場展
開まで", 水素エネルギーシステム, 36(4), 69-72 (2011.12).

松村幸彦: Entropy, 雑誌のレベルと査読のレベル, J. Jpn. Inst. Energy, 90(9), 1201
(2011.12).

Inoue, Shuhei: Improvement of effective thermal conductivity of packed bed using
nano-carbon materials - for fuel cell vehicles in commercial application -,
Hiroshima University Quarterly Technology Newsletter, 5 (2011.12).
[http://www.hiroshima-u.ac.jp/en/sangaku/HUQTN/ ウェブ上でページなし]


<国際学会発表>

Yamashita, Yasunao; Kanna, Machi; Yanagida, Takashi; Matsumura, Yukihiko; Minowa,
Tomoaki: Effect of yeast growing by aqueous phase of wet oxidation treatment of
yeast, 11D02-02, International Symposium on EcoTopia Science 2011 (ISETS '11),
Dec. 9-11, 2011, Nagoya, Japan.

Takai, Hokuto; Promdej, Chutinan; Matsumura, Yukihiko Yamashita: Difference
between the effect of acid and base catalysts on supercritical water gasification
of glucose, 11D02-03, International Symposium on EcoTopia Science 2011 (ISETS
'11), Dec. 9-11, 2011, Nagoya, Japan.

Inoue, Shuhei: MD Simulation for Heat Transportation in Functionalized Carbon
Nanotube, 7th US-Japan Joint Seminar on Nanoscale Transport Phenomena - Science
and Engineering -, Dec. 11-14, 2011, Shima, Japan. (Invited)


<その他>

松村幸彦: 再生可能エネルギー協議会実行委員会バイオマス分科会コリーダー, 第6回再生
可能エネルギー世界展示会(RE2011), 2011.12.5-7, 東京.

松村幸彦: 司会, JCREフォーラム「バイオマス利用」普及促進セミナー 〜バイオマスアジ
アと国際展開を通じてバイマスの普及促進をはかる〜」, 第6回再生可能エネルギー世界展
示会(RE2011), 2011.12.5-7, 東京.

Yukihiko Matsumura, Organizing committee Member, International Symposium on
EcoTopia Science 2011 (ISETS '11), Dec. 9-11, 2011, Nagoya, Japan.

中国テレビ(RCC)「薪ストーブについて」RCCニュース6, 2011.12.13.

井上修平: ナノカーボン系材料を用いた充填層伝熱特性の向上, 中国地域太陽電池フォー
ラム 産学官ビジネスマッチング交流会, 2011.12.13, 広島. [代理発表 射場勇士]

Inoue, Shuhei : Session Chair, Nanocarbon Materials and Devices Session, 7th US-
Japan Joint Seminar on Nanoscale Transport Phenomena - Science and Engineering -,
Dec. 14, 2011, Shima, Japan.

神名麻智: 世話人, 第15回広島大学・産総研バイオマスオープンセミナー, 2011.12.16,
東広島.

松村幸彦: 司会, 第15回広島大学・産総研バイオマスオープンセミナー, 2011.12.16, 東
広島.



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