広大熱工学メルマガ23号(2009.2活動報告)
広島大学大学院工学研究科 熱工学研究室
松村幸彦
井上修平
吉田拓也
だんだんと暖かい日が続くようになりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。松村は花粉症に苦しんでいます。
2月の活動報告が遅くなりました。この時期は本当に忙しい日が続きます。
卒論、修論の最終発表は無事に終了、機械学会の地方大会も終了して、学生は一息ついているところです。3月23日
には卒業・修了祝賀会が行われます。
昨年の2月分の学会発表、講演等は以下の通りです。
<論文・総説(査読あり)>
72) 宗綱洋人、今村邦彦、玉井正弘、樋口浩一、橋本寿之、野口賢二郎、松村幸彦:"超臨界水を利用した食品廃棄物の
ガス化の基礎的検討", J. Jpn. Inst. Energy, 88(2), 147-154 (2009).
<講演>
09-01) 松村幸彦:「バイオマスの一般」日本エネルギー学会バイオマス部会・化学工学会超臨界流体部会合同セミナー
〜超臨界流体によるバイオマス有効利用への挑戦〜, 2009.2.4, 東京.
09-02) 松村幸彦:「今なぜバイオマス利活用が必要か 〜バイオマスタウン構築に向けて〜」バイオマス・ミニ講演
会, 2009.2.10, 世羅.
09-03) 松村幸彦:「木質バイオマスの有効利用」銘建工業バイオマス講演会, 2009.2.19, 真庭.
<受賞>
Phacharakamol Petchpradab「ゴムの木の連続式水熱処理における最適条件」 日本エネルギー学会奨励賞, 2009.2.24.
<その他>
09-04) 松村幸彦:司会, 日本エネルギー学会バイオマス部会・化学工学会超臨界流体部会合同セミナー 〜超臨界流体
によるバイオマス有効利用への挑戦〜, 2009.2.4, 東京.
○関連トピックス
3月27日に、バイオマスプロジェクト研究センターのシンポジウムを開催します。詳しくは以下の通りです。
<中国地域のバイオマス>
「中国地域バイオマス利用研究会立ち上げ記念シンポジウム」
主催: 中国地域バイオマス利用研究会
広島大学バイオマスプロジェクト研究センター
産業技術総合研究所
後援: 中国経済産業局、中国四国農政局
協賛: 中国地域バイオマス協議会
この度、中国地域のバイオマスを有効利用する技術開発をニーズ・シーズのマッチングを軸に推進し、中国地域を日
本におけるバイオマスの中心地として位置づけるとともに、中国地域のものづくり産業活性化を実現することを目的と
して、中国地域バイオマス利用研究会が立ち上がりました。広島大学と産業技術総合研究所が中心となって、皆様のご
協力をいただきながら中国地域のバイオマス利用技術を発展させて、地域に貢献できればと考えています。立ち上げの
記念に、中国地域のバイオマスに関するシンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。
なお、当日参加も可能ですが、会場準備のために出席いただける場合には、参加申し込みを返信いただければ幸いです。
日時:2009年3月27日(金) 13:30〜17:00
場所:広島大学東千田キャンパス 総合校舎内 302号室
プログラム:
13:30-13:40 開会の挨拶
中国地域バイオマス利用研究会 代表 松村 幸彦
13:40-14:05 講演「中国地域のバイオマス利用技術と研究会の活動方針」
広島大学工学研究科 教授 松村 幸彦
14:05-14:30 講演「産業技術総合研究所における地域バイオマス利用」
産業技術総合研究所 バイオマス研究センター長 坂西 欣也
14:30-14:55 講演「地域の鶏糞のエネルギー利用技術開発」
中国電力株式会社エネルギア総合研究所 マネージャー 清水 嘉久
14:55-15:05 (休憩)
15:05-15:30 講演「集成材工場のプレーナ屑による木質ペレットの生産と利用」
銘建工業株式会社 製造部長 岡 正美
15:30-15:55 講演「バイオマスのエネルギー活用の取組」
株式会社サタケ技術開発本部 研究員 正木 忠司
15:55-16:20 講演「菜の花プロジェクトによる地域再生」
NPO法人INE OASA 代表 保田 哲博
16:20-16:50 ディスカッション「中国地域におけるバイオマス利用技術開発の可能性」
16:50-17:00 閉会の挨拶
広島大学バイオマスプロジェクト研究センター長 西尾 尚道
産業技術総合研究所バイオマス研究センター長 坂西 欣也
(司会)吉田 拓也(広島大学工学研究科 助教)
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