広大熱工学メルマガ20号(2008.11)
                     広島大学大学院工学研究科 熱工学研究室
                            松村幸彦
                            井上修平
                            吉田拓也
もみじもすっかり色づき、山々もすっかり彩られました。早朝、天気の良い日には自動車が放射冷却で凍っています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

11月には米国化学工学会の年会がありました。松村はセッションのコ・チェアで、発表もする予定でいたのですが、
タイから来ていたNayさんが自費でフィラデルフィアまで行くので発表させてほしい、というので、
交代して発表してもらいました。質疑応答は少し松村の方で対応しましたが、しっかりした発表をしていました。
Nayさんは、その後1ヶ月米国に滞在の後、帰国予定です。一方、タイからのChamp君は日タイの国際会議で発表、
タイ留学生の活躍が目立ちます。

11月25日には修論の中間発表会があり、M2の5人が発表しました。
研究に関する知見と考察の観点ではまだ発展の余地がありますが、発表態度はかなり身に付いてきています。

11月の学会発表、講演等は以下の通りです。

<国際学会発表>
08-14) Yukihiko MATSUMURA: Important aspects for biomass utilization in Japan,2008 Japan-America Frontiers of
Engineering Symposium (JAFOE2008), Nov. 17-19, 2008, Kobe, Japan (Invited).
08-15) Yukihiko Matsumura; Takuya Yoshida; Minoru Nakashima; Phacharakamol Petchpradab; Tawatchai Charinpanitkul:
Hydrothermal pretreament of rubber wood for ethanol production, AIChE 2008 100th Anniversary Meeting, Nov. 16-21,
2008, Pennsylvania, USA.
08-16) Thachanan Samanmulya; Tawatchai Charinpanitkul; Yukihiko Matsumura: Gasification of cotton and jatropha residue
using supercritical water, The 1st Thailand-Japan International Academic Conference (TJIA2008) "From Research to
Sustainable Development", Nov. 21, 2008, Tokyo, Japan (Poster).

<講演>
08-08) 松村幸彦:「木質バイオマスの利用技術について」, 福井農林水産支援センター研修会, 2008.11.6, 福井.
08-09) 松村幸彦:「バイオマスエネルギーとは」「バイオマスエネルギーの現状と課題」「木質バイオマスエネルギー利用システ
ム」新エネルギー人材育成研修会「木質バイオマスコース:山口」, 2008.11.13-14, 山口.
08-10) 松村幸彦:「新エネルギーの現状・課題および今後の方向性について」, 中国経済連合会新エネルギーに関する講演会,
2008.11.26, 広島.

<受賞>
7) 松村幸彦「『伝熱学』における講義上の工夫」広島大学工学部教育顕彰, 2008.11.6.

<その他>
08-08) Yukihiko Matsumura: CoChair, Session "#743 - Reactor Engineering for Biomass Feedstocks (T4005)", Topical 4:
Sustainable Biorefineries (T4), AIChE 2008 100th Anniversary Meeting, Nov. 16-21, 2008, Pennsylvania, USA.

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