広大熱工学メルマガ18号(2008.9.27)

                     広島大学大学院工学研究科 熱工学研究室
                            松村幸彦
                            井上修平
                            吉田拓也


秋とは言え、まだ暑い日もあります。皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

9月1日付けで、熱工学研究室にプロジェクト担当助教の吉田拓也様が参加くださいました。
主にバイオマス関連の研究を進めていただきます。
一方で、社会人博士の中村様が9月30日で博士号を取得、課程修了の予定です。
10月には新しい入学生も予定されていますが、こちらはまた改めて紹介させていただきます。

9月12,13日には山口の伝熱セミナー・山口に研究室で参加しました。
残念ながら、菊地先生も佐古様も欠席でしたが、中国地方・四国地方の主要メンバーが集まり、盛会でした。
帰りには秋芳洞にもよりました。この伝熱セミナーから、研究室の研究活動再開です。

9月半ばにはタイでデモがありましたが、熱工学からは辻本君と北川君がチュラロンコン大学に留学中でした。
心配しましたが、特に問題なく帰国しました。帰国前には松村もタイに行き、共同研究の打ち合わせを行いました。

9月の学会発表、講演等は以下の通りです。


<論文・総説(査読あり)>
Takashi YANAGIDA, Tomoaki MINOWA, Akifumi NAKAMURA, Yukihiko MATSUMURA, Yuji NODA,
"Behavior of inorganic elements in poultry manure during supercritical water gasification",
J. Jpn. Inst. Energy, 87(9), 731-736 (2008).

<国際学会発表>
08-09) Phacharakamol Petchpradab; Tawatchai Charinpanitkul; Nara Suankaew; Yoshida Takuya; Yukihiko Matsumura:
Saccharification of rubber wood residue by hydrothermal pretreatment,
Prep. International Symposium on Environmental Management:
Hazordous Environmental Management toward Sustainability,
p.52 (EPT027) Sep. 22-23, 2008, Nakorn Nayok, Thailand.

<国内学会発表>
08-34) 松村幸彦, 辻本剛「メタノールの超臨界水酸化における反応熱の決定」
化学工学会第40回秋季大会研究発表講演要旨集, 講演番号G209, 2008.9.24-26, 仙台.


○関連トピックス
・1年間JASSO留学生として熱工学に来ていたNayさんが無事にチュラロンコン大学の修士課程の最終審査を修了しました。
・バブコック日立の鹿島君はカナダに出発しました。
・修士の院入試の結果が発表になりました。熱工学は進路変更を除く進学志望者は全員合格です。
・博士の院入試の結果が発表になりました。熱工学は社会人博士2名、外国人1名が入学の予定です。
・辻本君と北川君は無事に帰国しました。



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